会社設立
株式会社設立のメリット
1 信用について
一般的には会社といえば、株式会社思い浮かべますが、他の会社組織(合同会社・合名会社・合資会社)や個人事業に比べて、知名度が高く社会的信用が高いといえます。
2 有限責任について
あまり考えたくありませんが、株式会社の場合、もし仮に会社が倒産してしまっても株主が出資した額以上に株主が責任を負う必要がないことです。
3 資金調達について
資金調達といえば銀行融資がすぐに思いつきますが、株式会社の場合、株式を発行することや社債を発行することで資金調達を行うことができます。
株式会社設立のデメリット
1 設立費用について
株式会社を設立する場合、定款に貼る印紙代や定款認証手数料や登記時の印紙代などの費用が最低でも20万円以上が掛かってしまいます。
2 決算公告について
株式会社は決算期ごとに決算書類を公表しなければなりません。
一般的には定款で「官報」に掲載すると定めますが「官報」に掲載するためには毎年掲載料を払わなければなりません。
3 役員に任期について
株式会社の取締役などには任期があり、原則取締役は2年、定款で10年まで延長できます。
しかし任期が終わり同じ人が取締役などを引き続きなる場合でも役員変更手続変更登記手続をする必要があります。
この場合も登録免許税が必要になります。
※行政書士は定款などの必要書類の作成やアドバイスを行うことができますが、法律上法務局への法人設立登記の申請代行はできません。ご自身で登記申請を行って頂くか、司法書士に依頼する必要があります。